希望どおりの仕上がり!工務店をうまく活用するために必要な情報を一挙に紹介

工務店に頼んで注文住宅の家を建てて貰ったけれども、希望どおりの仕上がりにならないなど後悔してしまう人も多いのではないでしょうか。
工務店の仕事を依頼するときは、第一に施工実績が豊富にあることを確認しなければなりません。
経験から得たノウハウを多く持つ工務店は仕上がりにも期待ができますし、ノウハウをたくさん持っているため検討中の段階など悩みを伝えることで適切なアドバイスを貰うこともできるので満足できる家づくりが実現します。
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希望どおりの仕上がり!工務店をうまく活用するために必要な情報を一挙に紹介
- 安心して依頼できる工務店の探し方
- 初めて工務店を訪れたときにチェックすべき事柄
- 工務店との契約に至るまでの基本的なプロセス
- 工務店に新築を依頼した後の一般的なスケジュール
- 工務店にリフォームを頼んだ場合の工期(2023/10/2)
- 職人が営業担当も兼ねている工務店の特徴(2023/10/2)
- 工務店の繁忙期でも予約を取りやすくするコツ(2023/10/2)
- 工務店の施工中に施主が現地を訪れる意味(2023/10/2)
- 工務店が提供しているアフターサポート(2023/10/2)
安心して依頼できる工務店の探し方
まず、信頼性を確認することが必要です。
これには、工務店の実績や評判を調べることが含まれます。
インターネット上の口コミやレビューサイトを活用し、他の顧客の意見を確認することができます。
また、友人や知人からの紹介も一つの探し方として有用です。
次に、経験と技術力の確認です。
どれくらいの期間、どのような工事を手がけてきたかを調べることで、その信頼性や実力を把握することができます。
施工事例や過去のプロジェクトを見ることで、その品質やデザイン性を判断することも重要です。
さらに、適切な許可や保険を持っているか確認する必要があります。
適切な資格や許可を持っている工務店は、法令や規則に則って仕事を行っていることが保証されます。
事中に何か問題が発生した場合に備えて、十分な保険を持っているかも確認しておくことも大切です。
最後に、コミュニケーション能力も重要な要素です。
工事の内容や予算についての打ち合わせを行う際に、円滑なコミュニケーションが取れるかどうかは大切です。
相談しやすい雰囲気を感じることができる工務店を選ぶことで、期待通りの工事が進められます。
初めて工務店を訪れたときにチェックすべき事柄
工務店に訪れた時には、必ず所在地や連絡先を確認しておかなくてはいけません。
後から何度も連絡をしたり訪れることが想定されますので、それが分からないと連携を行うことが難しくなってしまうからです。
もちろん、これと同様に営業時間も確認しておくことは必須です。
さらに、その工務店の信頼性を確認する意味でも施工実績などの確認も重要です。
そもそも、工務店は地域密着でサービスを提供しているため個別差が大きいという課題があります。
何人の職人が在籍しているのかなども確認しておかないと、適切な対応を行ってもらうことが難しくなる可能性が高くなります。
例えば、あまりに少ない人数で営業を行っている場合には専門的な設計や施工を行うことができる職人が在籍していない可能性も否定できません。
工務店というのは、全ての店舗で建設作業を行っているわけではありません。
専門性が低いリフォームなどに特化をしている可能性もありますので、施工実績や職人の数、そして実際に担当してくれる人の対応力などを必ずチェックしましょう。
工務店との契約に至るまでの基本的なプロセス
工務店と契約を行うためには、いくつかのプロセスを踏まなくてはいけません。
その中でも必ず行うのが、打ち合わせです。
工務店の場合は、注文住宅のように自由設計から始めることができるサービスが提供されているからです。
住宅の希望はもちろんですが、設計に伴う予算なども工務店に伝えておくことによって、設計図を書いてもらうことができるようになります。
そして、その設計図が完成した後に正確な見積もりを行っていきます。
この見積もりに関しては、住宅の建築費用だけではなく工事期間なども必ず記載されていますので、本当にそれで納得ができるかどうかという点を確認しておかなくてはいけません。
見積もり内容は後から修正することもできますが、契約をした後はその修正がきかなくなるので注意が必要です。
実際に、これらに納得ができた段階で工務店と契約を結ぶという流れになっています。
当然、保証内容などもその契約書に書かれているのでこれらのプロセスを知っておきましょう。
工務店に新築を依頼した後の一般的なスケジュール
工務店に新築を依頼した後、どのようなスケジュールで家が建っていくのでしょうか。
まず家を建てる土地を探します。
希望するエリアや予算、間取りなどを明確にして条件に合った土地を探しをすることが大切です。
土地が決まったらハウスメーカー・工務店を選びます。
ハウスメーカー・工務店によって、得意な家づくりや価格帯、アフターサービスなどが異なりますので、複数の会社を比較検討しましょう。
ハウスメーカー・工務店を選んだら打ち合わせに入ります。
打ち合わせでは、間取り・外観・仕様・設備などを決めていきます。
打ち合わせを重ねながら、希望の家を形にしていきます。
打ち合わせがすべて終わったら契約をします。
契約書の内容をよく確認し、納得してから契約を結ぶことが大切です。
契約が完了したら着工になります。
着工から完成までは一般的に半年~1年程度かかります。
家が完成したら完成検査を行います。
完成検査では家全体の品質を確認し、問題がなければ引き渡しとなります。
引き渡しが完了したら引越しです。
家づくりは人生の大きなイベントです。
スケジュールをよく確認して、スムーズに家づくりを進めていきましょう。
工務店にリフォームを頼んだ場合の工期
リフォームはどこを対象にするかによって工期に違いが出ます。
工務店で一戸建ての住宅の全面を対象にした場合、約1ヶ月から3ヶ月ほどは必要になるでしょう。
建物に解体が入る場合には、仮の住まいが必要になるため注意が必要です。
また雨をはじめとした気象状況によっても違いが出ます。
雨が続く時には工事ができず、遅延が発生することも理解しておきましょう。
工務店に現場を見てもらった時に大体の工期を計算してもらい、仮住まいへの一次引越しなど計画的に動く必要があります。
外壁や屋根などのリフォームを工務店で請け負った場合には、全面よりも短く2週間程度で終わることが多くなっています。
工務店が現場に出す職人の人数でも工事の進捗状況が変わり、人数が多いほど早く進みます。
1人もしくは2人程度の職人で進めていくなら、2週間以上の期間が必要になることもあります。
いずれの場合も天候や家の状況などにも依存し、大きく変わるのが工期です。
職人が営業担当も兼ねている工務店の特徴
どんなに説明が上手な方でも、聞き違いや言い間違いを完全に排することが不可能なだけではなく、話を聞いた相手が解釈を間違えてしまうことも考えられます。
多くの工務店の営業担当者は発注者のために寄り添って尽力してくれますが、常にミスはゼロとは限りません。
そんな中で職人が営業担当も兼ねている工務店では、発注から企画、設計、施工までを一貫体制で行うことが多く、理想の住まいを現実にすることが可能です。
要望を伝えた際には営業から職人に聞いて見なければ分からないということはなく、ダイレクトに伝えることができるのがメリットで、途中で変更があった場合にも迅速に対応してもらうことが可能です。
実際に施工を行ってきた豊富な経験を持つ人物だからこそ、プランの実現性や確実性を瞬時に判断できるので、打ち合わせのスピード感が加速します。
理想の住まいを構築するならプランを明確に工務店側に伝えることが大切ですが、営業と兼ねている人物ならば直接対話をすることでその可能性を高めます。
工務店の繁忙期でも予約を取りやすくするコツ
工務店は繁忙期に入ると電話が繋がりにくく予約が取りにくいですが、予約を取るにはどのようなコツがあるでしょうか。
電話をする場合は曜日や時間帯を変更して、こまめに電話をかけるのがおすすめです。
忙しいといっても、四六時中出払っているわけではないので、居ると思われる時間を狙えば繋がる可能性が高まります。
電話が通じても、予約できるとは限らないのが繁忙期です。
工務店に後日折返しをお願いしても、忙しさのあまりに忘れられることすらあります。
確実性を高めるには工務店に出向き、対面で直接約束するのが良いです。
出向いても社員やスタッフがつかまらない場合は、施工中の現場に行ってみるのも1つの方法です。
工務店の誰か1人に接触できれば、名刺を受け取り連絡先が把握可能なので、現場に出向くのは予約のチャンス獲得に繋がります。
見学会などのイベントがある場合は、イベント会場で社員に接触を試みるのが現実的で、予約が取れる可能性が高いのではないでしょうか。
工務店の施工中に施主が現地を訪れる意味
工務店の施工中に施主が現地を訪れることには、いくつかの意味があります。
まず第一に工事の進捗状況を確認することができます。
施主は自身の希望や要求を反映させるために店に工事を依頼したわけですから、自分の目で実際の現場を見ることで、工事が予定通り進んでいるかどうかを確かめることが重要です。
コミュニケーションを密にすることができます。
現場の状況を見て、必要な変更や修正がある場合に直接相談することができます。
これにより要望が正確に伝わり、工事の品質や仕上がりに対する満足度が高まるでしょう。
工務店に対する信頼関係の構築にもつながります。
施主は自分の大切な住まいや建物を工務店に預けていますので、工事の進捗や品質についての不安や疑問があるかもしれません。
しかし現地を訪れることで、工務店の姿勢や取り組みを直接目の当たりにし、信頼を築くことができます。
工事の進行に参加し、自分の思いを形にするためにも、積極的に出向くことが大切です。
工務店が提供しているアフターサポート
工務店の仕事は、家を建てそれを依頼主に引き渡すだけではありません。
家の定期メンテナンスなどのアフターサポートも、経年劣化を防ぐための工務店の大切な仕事と言えます。
アフターサポート内容が充実している工務店か、依頼主は見分ける必要もあるのです。
まず、メンテナンス内容と期間がわかりやすく提示されていることは、大切なポイントとなります。
期間が長ければより安心出来ますし、要望などを伝える連絡先わかることも大事です。
ほとんどの工務店が定期点検を実施していますが、この点検を外部に委託する業者はお勧め出来ません。
信頼出来る業者は、自らの担当で建てた家に責任を持つものです。
外部の委託先より、水回りや設備に理解があるという点からも点検は自社で行う業者を選びましょう。
加えて、避けられない経年劣化に対する対策を講じる業者に任せることも、忘れてはいけません。
白アリ対策や外壁の劣化、雨漏りなどの際はどうすれば良いかをしっかり話し合うことが大切です。